春祭り(雷除けと稚児行列)

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生身天満宮春祭りの子供神輿

子ども達で賑わう春祭り

生身天満宮の「春祭り」は、大正8年(1919年)、府社に昇格してから毎年5月1日に齋行されるようになりました。「春季例祭」とも称されます。

「春祭り」では、年に1回「春祭り」限定で「雷除けお札(御神札)」「雷除けお守り」を授与します。この「雷除け」は、雷や雷に象徴される災いごとが起こらないよう祈りを込め、1体1体神職が組み上げています。「火雷天神」として篤い信仰を集める菅原道真公のご神徳あらたかなお札です。日々の安全を願う信奉者はもとより、「雷除け」授与を願う遠隔地からの参拝者も多く、境内は終日賑わいを見せます。

「春祭り」では、子供神輿と共に「稚児行列」が氏子区域8区の町内を巡幸します。獅子頭をかぶる子役も付いて、太鼓の音を響かせながら賑やかに練り歩きます。

お化粧を施した可愛らしい稚児さん
お化粧を施した可愛らしい稚児さん
毎年奉納される伊勢神楽
毎年奉納される伊勢神楽

「稚児行列」には、年中さんから小学校1年生くらいまでどなたでも参加出来ます。白塗りのお化粧を施し、華やかな衣装を身に着け町内を歩きます。生身天満宮氏子会により参加費は無料、ささやかなお土産も配られます。神輿かきの子供たちは、獅子を交代にかぶったり、綱を引いたり。元気に練り歩くことは、一生の大切な思い出になることでしょう。

「春祭り」には、伊勢大神楽が奉納され、賑やかな舞と音色で辺りはお祭り情調一色となります。境内では、神楽殿で篠笛や和太鼓、摂社厳島神社で絵画や生け花など、多彩な催事が奉納されます。露店もたくさん出店、地元小学校は「春祭り」当日が半日授業となり、祭りを楽しみにしている大勢の子供たちで賑わいます。