秋葉愛宕神社(火災除け)

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生身天満宮の火伏・防火のご神徳高い秋葉愛宕神社

ご祭神 火之迦具土大神・火産霊命

生身天満宮の表参道を上り、最後に大神宮への階段を上ると、更に右手に山中へ続く石階段があります。そこを上ったところに秋葉愛宕神社が鎮座します。宝永6年(1709年)建立とみられ、平成17年(2005年)に京都府登録文化財として登録されました。静岡の秋葉神社と京都の愛宕神社の2社を祀り、秋葉愛宕神社と称しています。

秋葉神社は、火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)をご祭神とする全国の秋葉神社の総本宮です。愛宕神社は全国の愛宕神社の総本社で、火産霊命(ほむすびのみこと)をお祀りします。共に火伏・防火のご神徳高いお社です。

当宮では、生身天満宮秋祭りの前日午前に秋葉愛宕神社例祭を齋行します。また同日夜の秋季例祭宵宮祭に引き続き、火災除御神札頒布始祭を齋行し「火災除けお札」をお祓いします。火の幸を恵み、悪火を鎮める火災除けを祈願して各ご家庭のご平安を祈り、秋祭り限定で授与しています。

この秋葉愛宕神社は、かつては生身天満宮の宮寺で、延命院福量寺という真言宗寺院でした。聖天堂という仏堂として使われていました。「寺社類従」などによると境内には他にも、観音堂・護摩堂・祇園社・聖徳太子堂・文殊堂などがあったことが記されています。しかし、明治の神仏分離令などにより廃寺となり、現在はこの聖天堂が残り、火の神を祀るお社として多くの方々に崇拝されています。